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Lexile指数とは - CEFR・TOEIC・英検との対応表と多読での使い方

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洋書のレベルを調べていると「790L」「950L」といった数字を見かけます。これがLexile指数(レクサイル指数)で、アメリカのMetaMetrics社が開発した「英文の難しさ」の物差しです。数字が大きいほど難しく、 児童書はおおむね200L〜1200Lの範囲に収まります。

このページでは、Lexile指数がCEFR・TOEIC・英検のどのあたりに当たるのかという対応表と、その対応表を鵜呑みにすると失敗する理由を、TADOKUbase収録636冊の実データを使って説明します。

Lexile指数 × CEFR × TOEIC × 英検の対応表

Lexileは文の長さと単語の出現頻度から機械的に算出される指標で、CEFRや英検のような 「英語力の資格」とは測っているものが違います。そのため厳密な換算式は存在せず、 以下はあくまで多読の本選びに使うための目安です。

Lexile指数CEFRTOEIC英検このあたりの本
〜400LA1〜4003級Frog and Toad Are Friends(400L)
400〜600LA1〜A2400〜550準2級Dinosaurs Before Dark(240L)〜Flat Stanley(640L)
600〜800LA2〜B1550〜7802級Charlotte's Web(680L)、The BFG(720L)
800〜1000LB1〜B2780〜900準1級Harry Potter 1(880L)、Diary of a Wimpy Kid(950L)
1000L〜B2〜C1900〜1級Hatchet(1020L)、一般向けペーパーバック

Lexileが低いのに難しい本、その逆もある

対応表を作っておいて言うのも変ですが、Lexile指数と実際の読みやすさは、しばしば逆転します。 TADOKUbaseのレベル分けと突き合わせると、ズレは一目でわかります。

作品Lexile総語数当サイトのCEFR
Diary of a Wimpy Kid950L19,784語B1
Wonder790L73,053語B2
Esio Trot840L6,000語A2
Harry Potter 5(不死鳥の騎士団)950L257,045語B2

Diary of a Wimpy Kid(950L)は、Wonder(790L)より数字の上では難しいことになっています。それでも当サイトではWimpy KidをB1、WonderをB2に 置いています。Wimpy Kidは1冊約20,000語で挿絵が多く、日記形式で1ページが短い。 Wonderは73,000語で語り手が入れ替わります。Lexileは1文あたりの語数と語彙の頻度しか見ていないので、本の長さも構成も内容の重さも数字に入りません

Esio Trot(840L)とHarry Potter 5(950L)の並びはもっと極端です。Lexileの差はわずか110ですが、 語数は6,000語と257,045語で40倍以上違います。

Lexileが載っていない本はどう判断する?

Lexile指数は主に北米で流通する本に付与されるもので、Oxford Bookworms Libraryのような英国系のGraded Readersには基本的に付いていません。その代わりGraded Readersには見出し語数(headwords)とステージ番号があり、これがLexileより はるかに正確なレベル表示になります。Oxford Bookwormsなら Starter(250語)から Stage 6(2,500語)までの7段階で、TADOKUbaseでは各ステージの収録冊数と語数をシリーズページに まとめてあります。

日本の多読ではYL(読みやすさレベル)という指標も広く使われています。こちらはSSS式多読とYLの基礎知識で解説しています。

自分のレベルから本を探す

Lexileの目安が決まったら、対応するCEFRのレベル別一覧から選ぶのが早道です。

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