TADOKUbase

英語多読を無料で始める方法 - お金をかけずに読める教材まとめ

多読を続けるうえで現実的な悩みが「本代」です。1冊1,000〜2,000円の洋書を何十冊も買うのは簡単ではありません。ただ、無料でも多読は始められます。このページでは、お金をかけずに英語の本を読む方法をまとめます。

1. 著作権が切れた名作をそのまま読む

いちばん手軽なのがこれです。著作権には保護期間があり、日本では著者の死後70年が過ぎた作品は誰でも自由に読めます(パブリックドメイン)。『不思議の国のアリス』『オズの魔法使い』『シャーロック・ホームズ』などの名作が該当します。

ただし注意点があります。これらは作者が書いた原文そのままなので、書店に並ぶ学習者向けの「やさしい版」より難しいです。100年以上前の英語なので、古い言い回しも出てきます。まったくの初心者なら、1話100〜300語で完結するイソップ寓話から試すのがおすすめです。

2. 図書館を使う

意外と見落とされがちですが、図書館は多読と相性が抜群です。多読では「合わないと思ったら投げる」のが原則なので、買わずに試せる環境は理にかなっています。洋書コーナーを置いている図書館は多く、大学図書館ではGraded Readers(学習者向けの語彙制限本)をシリーズで揃えているところもあります。取り寄せに対応している自治体もあるので、まず地元の図書館の蔵書検索で「Oxford Bookworms」などを調べてみてください。

3. 無料の試し読みを使い倒す

電子書籍ストアの多くは、冒頭数ページの試し読みを無料で提供しています。多読では「自分に合うレベルか」の判断がいちばん重要なので、買う前に1ページ読んで「知らない単語が5個以上あるか」を確かめる使い方が有効です。レベル判定の方法はレベルの選び方ガイドで解説しています。

無料と有料をどう使い分けるか

正直に言うと、入門レベル(CEFR A1〜A2)の本は無料では手に入りにくいのが実情です。学習者向けにやさしく書き直された本は現代の著作物なので、パブリックドメインにはならないからです。

現実的な進め方としては、まず無料の範囲で「英語の本を読む」感覚をつかみ、続けられそうなら入門書に投資するのがおすすめです。イソップ寓話を何話か読んでみて面白いと感じたなら、多読は続きます。そのうえで自分のレベルに合う本を探すなら、レベル別の本一覧からどうぞ。

読んだ語数は語数カウンターで無料で記録できます(登録不要)。